みなさんこんにちは やまちゃんです。
今回は私の実体験を基に記事を書いてみました。
Contents
■ 冒頭
さっそくですが、みなさんは会社の給料に満足していますか?
会社に長く勤めて「自分の頑張りを認めてもらいたい」「もっと良い給料で働きたい」と昇格を意識する方は少なくないはずです。
誰だって給料は高い方がうれしいはずです。
言うまでもなく、やまちゃんもその一人です。
昇格はしても昇給はしない、責任は上がるのに給料は上がらない、そんな環境にあなたはいませんか?
今日は私の体験を交えながら、今働く会社で収入を上げるために何が出来るのかについてお話していきたいと思います。
昇格して給料が下がる管理職…
そもそもなぜあなたの給料は下がってしまったのでしょう。
平社員時代は残業代や仕事内容により手当がついていましたが、管理職に就くと労働基準法上の管理監督者に該当し、残業代が支払われないといったケースがあるようです。
実際に私が働く会社でも同じようなことがありました。
私は辞令を受け事業所の管理者となることが決まり、何の疑いもなく管理職手当を期待していました。
しかし今まで受け取っていた手当はなくなり、それどころか基本給さえ据え置き・・・
「えっ、どういうこと??」
「いやいや昇格して一時的に収入が落ちるパターンだ」「ボーナスや業績に応じて臨時報酬で大きく差をつけ、不公平さをなくすつもりだ」と多くの企業がとる形を想像しながら
半年・・1年・・と働いてきましたが、結果は何も変わらず。
そうです。まさに昇格しても給料が上がらず、ボーナスや臨時報酬さえも支給されない、そんな会社の管理職になってしまったのです。
このようなことは、私に限ったことではなく一般社会に溢れ、同じような苦しみを抱いている方がいるのではないでしょうか。
私はやっと目を覚まし、思考を巡らせ、自分自身の収入を上げる方法を考えました。
「何も行動に移さず、給料にモヤモヤするのは嫌だ」
この頃、「社畜」という言葉を知りました。
■ 今働いている場所で収入を上げる方法
会社に依存して所得を増やすことに限界があると感じていた一方で、長年働いて自分なりの努力を重ねてきた結果を認めてもらえず、給料が上がらないことに「そうですか、わかりました、仕方ないですね」とは言えません。
今働いている会社で給料を上げたいという思いを行動に移すことにしてみました。
■ 収入を上げる具体的な方法
① 徹底的に業績を伸ばす
異動先は元々赤字事業で、年々売り上げが下がっていました。そこでスタッフとの話し合いを重ね、サービス内容の変更や外部への宣伝活動などを行い、前年度の売上を更新すること成功しました。
また、その2年後も前年度の売上を更新することに成功し業績は伸びています。
しかし、給料は上がりません。それは業績は上がっていると言っても経営者を唸らす、徹底的な業績の伸びがないからだと思っています。
徹底的に業績を伸ばすことができれば、それを材料に給料の交渉も可能なはずです。
また、いくら財布の紐が固い経営者であっても徹底的な業績の伸びをみせつければきちんと考えてくれるはずです。
それでも給料が上がらない場合は完全にブラック企業です。
とっとと辞めてしまいましょう。
② 人事考課制度
人事考課制度を活用している会社であれば、人事考課の結果が昇給や賞与に影響する場合があります。
部署や事業所の目標、個人の目標、その他勤務態度や能力など様々な項目で評価されることになります。
これらの評価が昇給や賞与といった個人の給料に反映される為、評価項目を意識して働くことで給料アップを目指すことができます。
人事考課制度を活用している会社であれば必ず意識して取り組むべきです。
個人目標を設定できる会社であれば、背伸びをした目標はおすすめしません。
達成度が高すぎる目標を設定すると、目標に対するモチベーションが保てなくなり、結果的に目標達成が困難になる場合が多いです。
その結果、評価も下がってしまいます。一般的に今の自分の1.2倍程度の目標をイメージするとモチベーションを保ちつつ、良い評価を得やすくなります。
ただし、怠慢は禁物です。いつも誰かにみられている意識をもって仕事に臨みましょう。
③ 懇願する
小さな会社であれば、経営者に直接相談することも一つの方法です。
結婚し子供がいる方であれば、自分が年齢を重ねるのと同じように子供も成長します。
子供の成長と共に出費は多くなります。
家庭がどういう状況にあるのか、自分はでれだけの成果を生み会社に貢献してきたのか、きちんと説明してください。
この時大切なことは言い方です。
上から目線で横柄な態度では給料は上げてもらえない可能性がありますし、ケチな経営者は「あの時こうしてやったのに」と事あるごとにその話題を持ち出すかもしれません。
目的は給料を上げてもらうことと同時に、その後も会社でうまく立ち回ることです。
「とっとと給料あげろ!!」と叫んでやりたいところですが、そこはグッと我慢して冷静に相手の心に訴えかけてください。
上手くいけば給料が上がるかもしれません。
④ ナンバー2へ相談する
経営者に直接相談することに抵抗がある場合、会社の組織構成によっても異なりますが、ナンバー2やナンバー3に相談すると間接的に経営者の耳に入れてもらえる可能性があります。
私の会社には幾つかの事業所が存在しますが、人事などの方向性を決定する場合、経営者、ナンバー2、3(他事業所の代表)で話し合いを行うことが多いです。
普段からナンバー2、3に相談しておくことで重要な話し合いの場に社員の意思を上げてくれる可能性があります。
この時大切なことは③で説明したように悪態はつかないことです。
また、「会社に良くしてもらった話題」なども同時に話せば、マイナスの側面ばかりに目を向けず、プラス面もきちんとみているといった評価もうまれます。
ただし、これらの方法は直接自分の口から話すことではない為、誤解を生むきっかけを作ってしまったり、普段からナンバー2、3との関係性がイマイチであれば、経営者の耳に入らなかったり、上手に伝えてもらえないといった恐れがありますので、小さな会社であれば直接経営者に訴えた方が得策かもしれません。
⑤ 上司の評価を高める
会社員として当たり前のことですが、とにかく経営者の指示は直ぐに行動に移すことです。
「仕事が早い」「助かるな」と思ってもらえる管理者像を作りあげてください。
仕事の優先順位を考え、目の前にある仕事の内、経営者から依頼された仕事を最速でこなしてください。
普段の頑張りや成果は経営者に届くはずです・・・たぶん。
今すぐ退職という選択肢がなければ、会社での働き方という点を変えてみることも収入アップの方法です。
⑥ 仕事の生産性、効率性を高める
目の前で取り組んでいる仕事の効率性や生産性を高めることは大切なことです。
時間的な余裕が生まれることで、新たな仕事を任せられたり、経営者や部下の仕事に余裕をもって協力することができるかもしれません。
仕事のパフォーマンスが上がれば、アピールできるポイントが自然と増えてきますので、経営者の評価を高める結果を生みます。
この時気をつけたいのが、会社が望んでいない、誰も幸せにならないようなことに取り組むことです。
多くの方が不便さを感じていないことに着手することはNGです。
手間を増やすことになります。
あくまでも目的は給料を上げることです。
経営者や部下、顧客の評価を上げるためにも三方よしとなる仕事を見極めましょう。
⑦ 仕事を好きになる
給料が上がる直接的な方法ではありませんが、「給料が安い」「休みも少ない」と思いながらも辞められない、辞める勇気がない方はとにかく今の会社、仕事の良いところを探し、体にかかるストレスを軽減できるよう努めてはどうでしょうか。
とはいえ、頭の中のセルフトーク(頭の中のおしゃべり)の約8割は悪いことをイメージしているそうなので、そう簡単に会社に対する良いイメージは上がらず仕事を好きになることは難しいです。
まずは頭の中のセルフトークを変化させる必要があります。
その為には習慣をつけることが大切です。
短期間ずつ何かに意識する習慣を身につけられるよう取り組んでください。
また、日々の何気ない会話からネガティブなイメージを膨らませてしまうこともしばしばあります。
このネガティブな意識に気が付けるようになる為にも習慣化を身につけることが大切になります。
悪い方に捉えたら、その後で良い方の捉え方ができるようになれば会社や仕事の良い部分に目を向けることができるようになるかもしれません。
■ まとめ
実際の体験談を交えながら私なりの考えを説明させていただきました。
既に同じように考えている方は少なくないと思います。
責任はあるが、給料は上がらない…本当にむなしいです。
ですが、愚痴ばかり言ってられません。
今の会社に勤めるのであれば、収入アップの方法を実践するのみです。